ここに記載された内容で判断つかない場合は、各地のインストラクターの裁定により判断され最終スコアとする
【目次】
1. ATPFの精神(魂)
ATPF参加者は、自分の目標への挑戦と、競技仲間を愛する心をもつべし。他の競技者との結果にとらわれず、競技すること自体を楽しむべし。他者と競うということだけでなく、他者への敬意、会への敬意と感謝の心をもつべし。
2.ATPF安全の心得
① すべての参加者は、ATPFの精神を尊重しなくてはならない。
② すべての参加者は、自己の責任において参加する。
③ すべてのエアソフトガンを、本物の銃器と同じく、十分安全に配慮して扱う。
④ 必ず、撃つときには安全を確認し、事故の起こらない配慮のある場所で撃つ。
⑤ 銃口の向きには、常に気を配り決して危険な方向へ向けない。
⑥ トリガーには、撃つとき以外、決して指をかけない。
3.ATPF運営規則
3.1運営について
運営は一社)日本トイガン射撃協会と各地の加盟クラブによって運営される。
3.2開催日程
競技はレンジの種類によって開催時期が異なる。プロレンジは毎月1回ずつ月例マッチ、マイレンジは任意の月にマッチを開催する。開催日は毎月1日より最終日曜の間で各加盟クラブによって決定される。
全国大会の開催は本部よりその都度場所と同時に発表され、順延・中止においても各クラブにおいて決定されるが、連続3回以上の不開催が続いた場合は、開催クラブから除外されることがある。
3.3運営本部
本部は一社)日本トイガン射撃協会内にて構成され、各加盟クラブの統率と規則の作成、各クラブからの集計、各クラブ・各競技者との連絡を行なう。
運営は各クラブのATPFシステム費よってまかなわれ、その用途は全て本部に委任される。
3.4加盟レンジ
シューティング競技の普及をめざすことを目的とする。メインインストラクター(1名以上)とサブインストラクター(1名以上)で構成され、大会の実行、各地での集計、競技者の育成を行う。
運営は各地のエントリーフィーでまかなわれ、その用途は各加盟クラブに依存される。
各加盟クラブは毎月のシステム費を本部に送金する。
また、インストラクターはイントラクターズメーリングリストに登録する。
3.5免責事項
会場において発生した怪我や事故に関しては故意・過失にかかわらず、運営本部・加盟クラブとも一切の責任に問われない事とする。
3.6インストラクター 制度
インストラクターとは競技会の運営のみならず、参加者の安全や技術的指導し、シューティングマッチ普及に努めるものとする。
3.6.1目的
インストラクターは競技の安全な運営、競技者・観覧者の安全の確保を図り、初心者の技術的指導も行なう。インストラクターは講習を行い、その受講を持って適格者と認めた場合インストラクターと認める。
3.6.2インストラクタートレーニングについて
随時、各地のATPFへの認識と親睦を深める意味でトレーニングを行なう。
3.6.3インストラクターステイタス
インストラクターは主にクラブでの開催をするメインインストラクターと、サポートをするサブインストラクターに分かれる。
3.6.4メインインストラクター
ATPFでの会場の開催責任者として、会場の運営・集計すべてにおいて判断のできるものとする。
このステータスのメインインストラクターが不在の会場はATPFの開催ができない。
年一度のインストラクターズトレーニングに参加することで更新できる事とする。
(但し、都合で参加できない場合は、その年の間に主催者が参加してのATPFのルールに準じたマッチを開催しなくてはならない)
3.6.5サブインストラクター
ATPFの開催を、一人でも開催できる判断・運営能力のあるもので、日ごろからチーフインストラクターの下で活動する。チーフ不在の時は開催運営ができる事とする。
3.6.6インストラクターの個人情報について
各地、チーフ・サブ最低一人ずつ必要となる。インストラクターになる前に誓約書と住所・氏名・生年月日を運営本部へ明らかにしなくてはならない。
3.7インストラクターズミーティング
適時必要に応じて開催する。ここでの決定・承認はその後の競技に反映され、その時の各クラブからの要望はその後の運営の参考とする。また、欠席のインストラクターは全面的に支持し従わなければならない。
3.8エントリーフィー
エントリーフィーの金額は各クラブによって、決定され本部では一切の指示、統制はしない。
3.9運営に対する抗議
運営本部、加盟レンジの運営に対し抗議は一切認めない。
抗議、批判と解釈された場合は参加資格の剥奪、加盟レンジにおいては開催権の剥奪を実施する。
3.10参加資格
自己の行動に責任を持てる18歳以上の方。
18歳未満の参加については、保護者の同伴もしくは同意書を持参したものに限る。
3.11初回の参加
初回の参加者は、インストラクションを受けなければならず、その参加意思は事前に連絡しなければならない。また、その後インストラクターの判断により本大会に出場できる。
3.12開催場所について
ATPFは私有地、公共の場にかかわらず、開催に対して所有者・管理者の許可のある場所でのみ開催できる。
3.13ローカルルール
インストラクターは、自分の開催地にとって、運営・安全上必要と判断された場合は、ルールの独自解釈を認める。その内容は参加者に知らせ運営本部に伝えなくてはならない。
4.競技道具について
競技に参加するために必要道具は各個人で用意しなくてはならない。
その選択の助言はインストラクターや、経験の長い競技者に求めることで最終的に少ない費用で満足度の高い道具を揃えることができる。
4.1アイプロテクション
会場に入場するものは、競技の開始から終了まで、シューティンググラス等アイプロテクションしなくてはならない。
4.1.1服装・履物
競技者は、競技を円滑に行える服装・履物で入場しなければならい。
ATPFにおいては、カムフラージュや、その他扮装をしてもかまわないが、他に不快感を与える可能性がある服装の着用は会場内のみとする。
4.1.2銃(全般)
全ての部門において、国内で合法とされるエアガンであり、セミオート式のエアガンであること。
その形式(リボルバ・ブローバックオート・固定スライド式・ロングガン)に問わない。
但し、トリガーガードがない物は使用できない。
4.1.3銃の加工(全般)
全ての部門においても、安全なパーツでのカスタムを許可する。
禁止事項:規定以上のパワーアップ。
ハンドガンの金属外装部品/金属スライド・金属フレーム・リボルバの金属アウターバレル等のパーツを組み込むこと
4.1.4ガンチェンジ
1回のマッチにおいて競技参加者は、その部門を終了するまで全て同じガン、サイトを使わなくてはならない。
ただし、最初にエントリしたガンが使用できなくなった時は、同じ部門の設定の範囲のセカンドガンを申告し、検査を受けた後使用する事ができる。
4.1.5複数同時使用
複数の拳銃(2丁拳銃)を同時に使用することはできない。
4.1.6ホルスター(全般)
銃を安全に保持することができ、銃を入れた状態で発射できない事。いわゆるヒップホルスタ(ベルトに装着できるもの)のみとし、装着位置は腰の位置で装着すること。
4.1.7禁止ホルスター形式
ショルダーホルスター・アンクルホルスター・クロスドロウホルスター・バックサイドホルスター・その他(ガンを収めた時点で、銃口が180度ルールの範囲外に向く可能性のあるもの)
4.1.8ホルスターテスト(全般)
銃を安全に保持できるか、禁止形式でないかを確認する
4.1.9弾
6mmおよび8mmのBB弾
4.1.10パワーソース(全般)
日本国内で安全と認められているものとする
4.1.11銃のパワー(全般)
競技に使用できる銃は、6mmBB弾を使用し計測値が0.9J(約94.8m/s) 以内であるもの、8mmの場合は0.27gBB弾を使用し計測値が約99.0m/s以内であるものとする(2021年1月時点業界、安全自主基準内)競技の前に、使用される全てのエアガンは、測定されなくてはならない
4.2競技部門ごとの規定
ATPFは使用する競技道具の種類によって参加部門が決まる。
同じ条件で参加者のタイムの比較を容易にする事で自分の目標を立てることができる。
5.コースデザインおよび設置に関する規定
ATPFは離れた場所で可能な限りの同じ条件のコースを再現して、競技を実施する。
その為に、いくつかの特有な考え方が存在する。
5.1ATPFの開催会場
インドア・アウトドアの制限はない。
使用において所有者・管理者の許可のある場所でなくてはならない。
5.2会場の安全
会場となる場所は、レンジを越えた弾が、飛んでいかないような設備がなくてはならない。
5.3会場の地面
会場の地面は、インドア・アウトドアにかかわらず、可能な限り平面であることが望ましい。
5.4ATPFの必要フィールド
ATPFのコースデザインは、縦5m横4mの範囲以内にターゲット、その他の設備を設置するものとする。
5.5ターゲット
ペーパーターゲットは、ATPF規定のサイズのものを使用しなくてはならない。プレイトは、直径12.5cmの円もの(素材は、問わないが度重なる射撃にも耐えるものとする)とし、ストッププレイトについては、直径12.5cmの円ものとし、黄色に着色する。
5.6チャージライン
競技者の動きを、制限し課題を課す。その判定の目安とするために設ける。バリケイド、シューティングボックス、フォルトラインを設ける。その他、フィールドに立てられた棒の間に紐を張ることによって、競技者の動きをコントロールする。
5.6.1スタートマーク
スタート時の位置をあらかじめ示すために、フィールド内に直径15cmの丸いプレイトを置く。
5.7ハードカバー
ターゲットの一部を、黒く塗ることによって突きとおせないカバーの設定とし、その部分に弾痕を認めても、ミスヒットとはならないが、有効得点とはならない。
6.レンジでの手順
競技者は、レンジにおいて、安全に円滑に競技を進めるために、以下のような手順を、予め理解していることが望ましい。
6.1競技の説明(コースブリーフィング)
インストラクターは、全競技者に、競技を始める前に、簡単に全コースの説明をしなければならない。
予め、選択的な射撃位置や、射撃姿勢の考えられる場合も、その都度説明しておくべきである。
6.2競技の下見(ウォークスルー)
全てのステージにおいて、短時間の下見は許される。しかし、時間の都合、再度繰り返し、練習と考えられる場合は、制限されることがある。
6.3ガンのレディ状態
シングルアクションリボルバ→ハンマーダウン
ダブルアクションリボルバ→ハンマーダウン
シングルアクションオート→コックアンドロック
ダブルアクションオート→ハンマーダウン
セレクティブオート→コックアンドロックもしくは、ハンマーダウン
6.4レディポジション
ガンにロードし、ホルスタ(もしくは、ステージの指示の状態)に入れた状態。
ステージ1では、ハンズアップポジション。
ステージ2.3でではそのステージごとの指示に従う
6.5スタンバイ
スタンバイの号令の後は、競技者は開始の合図が出るまで、レディポジションを変えてはならない。
6.6レンジでの号令(レンジコマンド)
レンジでは、統一された用語で、号令が出される。競技者は、その意味を予め理解し、その指示に従わなくてはならない。
6.6.1(Make ready)メイクレディ
競技者は、ダウンレンジに向かい、ガンにロードし、規定のレディポジションを取る。
ダウンレンジに向かないポジションの時は、まずダウンレンジに向かい、完全にロードし、ガンをホルスタに入れ、コースの指示に従う。
6.6.2(Are you ready?)アーユーレディ
競技者が、適正にレディポジションを取っていると確認されたら、競技者に尋ねる。
競技者は、問題がなければ、軽くうなずくか、静止したままにしていると、準備できたと判断する。
もし、準備できていなければ、(Not ready)ノットレディと言って止める。
6.6.3(Standby)スタンバイ
この号令の、数秒後に競技開始の合図がある。ストッププレイトのヒットで競技の終了とする。競技者が終了したことに気づかない場合はインストラクターが知らせる。
6.6.4(Unload and show clear)アンロードアンドショウクリア
競技者は、終了したことが確認できれば、ガンをアンロードし、インストラクターに確認してもらう。
オートのガンは、マガジンを抜き、スライドを下げる。
固定式は、マガジンが入っていないことを、銃口の向きに気をくばりながら、マガジン挿入部を見せる。リボルバは、スイングアウトし空にしする。
6.6.5(Gun clear!)ガンクリア
インストラクターが、ガンが撃てる状態にないことを、確認したときに言う。
6.6.6(Hammer down, Holster)ハンマーダウン、ホルスタ
オートはスライドをもどし、一度トリガーを引き、ハンマーを落とす。
リボルバは、シリンダを戻し、一度トリガーを引き、ハンマーを落とす。
このとき、撃てる状態に無いことの再確認の意味で、必ず空撃ちしなくてはならない。
6.6.7(Range is clear!)レンジイズクリア
競技が、無事終了したことを告げる。この号令において、競技者以外のものが、レンジに入ることを許される。
6.7作動不良
作動不良が、発生した場合は、銃口をダウンレンジの方向へ向けて、処理をする。
どうしても、回避できないとわかった時は、銃口をダウンレンジの方向へ向けたまま、自由の利く手を、上げて合図する。インストラクターは、その状況を検査する。その時は、タイマーは止める。
6.8助言・指示
競技者が未熟で、競技中にコースの指示や、その他不明になったことに対して、競技者は、インストラクターに質問しても良い。インストラクターは、競技者の困惑を理解したときは、助言や指示をしてもよい。
但し、それが競技を有利にしようという内容は認められない。
6.9銃口の向き・トリガーフィンガー
インストラクターは、競技者が未熟で、競技中に銃口が危険な方向へ向こうとしたり、トリガーを引く指が、撃つとき以外にトリガーに触れていた場合は、注意をしなくてはならない。
また、その指示に従わない、理解できないモノに対しては、強制的に銃口を安全な方向へ向けさせなくてはならない。
7.集計に関する規定
7.1エントリー
全選手は、複数の部門用に道具を用意している選手は別々の個人として、複数の部門にエントリすることが可能である。
7.2成績
成績の出し方は、タイム換算方式で、各ステージの終了タイムにペナルティタイムを加算する。
毎月行われる3ステージの合計タイムの早かったものから順位をつける。
7.3終了不可(DNF)
競技途中で、何らかの理由でそのステージを終了できなかった場合は、ステージ1はそのストリングを最大スコア30秒とし、ステージ2.3は最大60秒とする。
7.4失格 (DQ)
競技の途中で、後に規定する失格行為をした場合は成績の対象外とする。
7.5リシュート
明らかに、前の競技者と比べて、ステージの配置が変更されていると、認められる状態で競技した場合。
タイマーの不調による計測時間の誤り。その他、インストラクターがリシュートさせた方がよいと判断される場合。
7.6集計
集計は各地方を開催した後、各地のインストラクターより送られてきた成績を本部にて集計する。
7.7タイブレイク
同タイムは、同タイムとし、同率で成績には表示する。タイブレイクはない。
7.8成績発表
発表は後日、当ホームページにて公開とする。
7.9集計の異議
成績表の成績に不備、不服があった場合は、更新後2日までに、開催地インストラクターを通して申し立てる。
7.10時間の計測
通常、開始の合図はタイマーのブザー音
(その他のときはインストラクターより指示あり。)で開始され、競技者のストップターゲットをヒットすることにより終了となる。その間、タイマーで自動計測される。
7.11ペーパーターゲット
7.11.1Aゾーン
加算タイムなし
7.11.2Bゾーン
1ヒットにつき、0.5秒加算
7.11.3Cゾーン
1ヒットにつき、1.5秒加算
7.11.4エッジ
ヒット判定とはせず、3秒加算
7.12採点の基準
基本的には、ラインをカットしていれば、上位のゾーンに帰属する。その他、微妙な判断等は、インストラクターの裁量に依存されている。
7.121貫通した弾の判定
的は弾を貫通しないものと解釈し、貫通した弾のヒットは無効とする。
7.122 斜めの弾痕
弾痕が、斜めに入っていて、BB直系の2倍以上に広がっているモノは無効とする。
7.13プレイト
丸型のターゲットは大きさに関わらず、ミスヒット3秒加算とする。
7.14ストップターゲット
そのターゲットをヒットしタイマーが計測した時間がその競技者の競技終了タイムとなる。
7.15必要数以上の有効弾痕の採点
必要数以上に、有効射撃弾痕の見られるターゲットについて、ステージにおいての全弾数制限がなされていなければ、有効弾痕で、よい方から採点する。ステージおいて、全使用弾数制限がある時は、有効弾痕で、悪い方から採用する。
7.16タイムトライアル
ステージ1は、3回の試技の合計。ステージ2.3はそれぞれ1回ずつの試技となる。
最終スコアは、全ステージの合計タイムで、争われ、そのタイムの少ない方からの順位となる。
7.17カウント
各コースの各ターゲットに最低弾数のヒットをすればミスヒットとは見なされない。
コース図にて、指示のない限り、ペーパーターゲットには2発、プレイトには1発以上の有効射撃を行わなくてはならない。
ステージにおいて全使用弾数制限のある場合は、それ以上撃った場合は、オーバーショットが適用される。
8.ペナルティ
以下に示す行為それぞれに、対して3秒ずつのペナルティタイムが加算されて行く。
8.1ミスヒット
各コースにおいて規定の弾数以上ヒットしていないとき。プレイトの場合は、弾痕での判定が難しいため、インストラクターが、ヒット音と目視で確認する。
8.2ノーシュート
ノーシュートターゲットに弾痕が認められた場合。
8.3行為エラー
各ステージの指示に従って撃てなかったときは、一つの指示に対し一つのエラーとして3秒ずつ加算される。
8.4指示違反
インストラクターの指示に従わないとき、明らかに競技進行の妨げと認められる場合。
8.5オーバーショット
弾数制限のあるステージで、制限の数以上発射した場合。その弾数に応じて3秒ずつ加算される。
8.6入退場
ガンを手に持ってシューティングレンジに、入場してはならない。必ずホルスタに入れて、マガジンや、弾を抜いた状態で入場する。
尚、弾を抜くことができないGUNに関しては、インストラクターに事前に報告しておく。
8.7銃口の向き
銃口はレンジに入ったときから、退場するまで、常に銃口はターゲットに対し安全な方向、左右は180°以内の向きの範囲でコントロールしなくてはならない。(RVのリロードを除く)
8.8無許可行為
シューティングレンジと認められたところ以外でガンを抜く、マガジンをロードしてはならない。また、指示なしに、勝手に抜く、ロードしてもいけない。
8.9指
トリガーガード内には、撃つ時以外は入れてはならない。
8.10スタンバイ
競技開始の前は、数秒間同じ姿勢を保たなくてはならない。
8.10.1ハンズアップ
両手首が肩のラインより上がっていなくてはならない。
8.10.2ナチュラル
両手を自然に下ろし、自然体でたっていなくてはならない。
8.10.3その他
ステージ2・3で指示どおりにしなくてはならない。(但しエントリ部門は除く)
8.11フライング
開始のブザー音の前に、体の一部を動かしてはならない。
8.12ラインオーバー
フォルトラインの内側に両足が入っていない状態で撃ってはならない。
8.13バリケイド
バリケイドと指示された部分を、通して撃ってはならない。
8.14ニーリング
指示のあるときに、片方のひざ、もしくは両方のひざを地面につかなくてはならない。
8.15ストロングハンド・ウィークハンドオンリー
ストロングハンド(利き手)ウィークハンド(利き手の逆の手)の指示のとき、その反対の手でサポートして撃ってはならない。
8.16リロード
CC部門では、ステージ2.3において、一度以上リロードを行わなくてはならない。
RV部門で、多弾装の場合は、シリンダーの数撃った後には、必ずリロードしなくてはならない。
8.16.1トランジション
2GUN部門では、全ての試技中に必ずプライマー→セカンダリーへ持ち替えて射撃しなければならい。その場合、プライマリーが撃てない状態(セイフティオンもしくはホールドオープン状態)の場合、銃口を下げることができる。
8.17フルオート
故意に、一度トリガーを引くことによって、複数弾を発射させてはならない。
但し、ガンの不調でそうなったときは、インストラクターの判断により、リシュートを認める場合がある。
8.18 ペナルティの適用原則
本人が理解していない行為は、競技者へ注意の後、インストラクターの判断で適用するが、ペナルティ適用の基本原則は、ペナルティ項目に適用があったと思ったら、紳士的に申告する。
但し、インストラクターの判断で、競技者が未熟であるために引き起こしたと考える場合は、警告の後、一度のみのリシュートの機会が与えられる場合がある。
9.失格行為(DQ)
以下に相当する行為をした者は、成績の対象外となる
9.1暴発
競技者の意志に反して発射させた場合
9.2ガンを落とす
ロードされたガンを、地面に落とした場合
10.退場追放処分
以下に相当する行為をした者は、競技場から退場させられ、その後の参加を認められない。
10.1故意の危険な射撃
意図的に、ターゲット以外の物、人物に発射させた場合、2度と参加を許可できない。
10.2暴言、暴力
会場内で、いかなる理由があっても行った者は、2度と参加を許可できない。
10.3誹謗中傷
ATPFに対して、イメージの低下や、権利の侵害に当たるような行為をした者、2度と参加許可できない。インターネット上で行なわれたことも同等と解する